地球温暖化防止は、誰かに委ねることではなく、私たち一人ひとりが知り、考え、動かなくてはならない問題です。HEP=ホッピーアースプロジェクトでここまでご紹介してきた「地球温暖化を知ろう」というテーマのいくつかのコンテンツが、少しでもそのお役に立てたならばうれしく思います。
また、地球温暖化防止は、エネルギーの問題について考えることでもあり、地球環境について考えることでもあります。ここでは、その一助となる本や映画をご紹介します。

●書籍

『やさしく解説　地球温暖化（1）（2）（3）』保坂直紀著　岩崎書店刊
（1）温暖化、どうしておきる？　（2）温暖化の今・未来（3）温暖化はとめられる？の3部作で、地球温暖化のしくみを、図や写真を使って小学生でもわかるように解説。

『沈黙の春』レイチェル・カーソン著（1962年）新潮社刊（新潮文庫）
化学薬品や農薬が地球環境にもたらした影響を描く。半世紀前に、すでに環境問題に警告を鳴らしていた名著。

●ドキュメンタリー

An Inconvenient Truth「不都合な真実」（2006年）
民主党クリントン政権下で米合衆国副大統領を務めたアル・ゴアによる地球温暖化問題についてのスライド講演を追ったドキュメンタリー。
https://www.imdb.com/title/tt0497116/

Before the Flood 「地球が壊れる前に」（2016年）
レオナルド・ディカプリオが参画し、オバマ大統領、ローマ法王、イーロン・マスクなどが出演した、気候変動についてのドキュメンタリー。
https://www.beforetheflood.com/

Chasing Coral「チェイシング・コーラル -消えゆくサンゴ礁」（2017年）
サンゴ礁の消滅を記録した世界中のダイバー、科学者、写真家たちを追ったドキュメンタリー。
https://www.chasingcoral.com/

Chasing Ice（2012年）
気候変動の影響を伝えようとするネイチャーフォトグラファーと彼の仲間の取り組みを追ったドキュメンタリー。
https://www.youtube.com/watch?v=eIZTMVNBjc4

日本と再生 光と風のギガワット作戦（2017年）
環境学者飯田哲也と脱原発弁護士河合弘之が、世界の自然エネルギーの実情を探る。
https://www.energy-democracy.jp/1843

地球で最も安全な場所を探して（2013年）
原発から出る「核のごみ」をどうやって処分するのか。原発推進の科学者と反原発の映画監督がこの問題と正面から向き合う旅に出る。
https://kiroku-bito.com/safestplace/

『大地を受け継ぐ』（2015年）
16歳から23歳までの若者が、福島県須賀川市の農家でたった1日の食と命の体験をする。その農家は、原発事故で自ら命を絶った父の跡を継いだ息子と母の家だった。
https://daichiwo.wordpress.com/予告篇/

episode 17
温暖化を知ろう。話そう。