ACT
15

episode 15

3Rから、4R、さらには5Rを意識しよう。

ごみを減らすためのキーワードとしてよく聞くのが、3Rという言葉です。3Rとは、無駄なゴミの量をできるだけ少なくするリデュース(Reduce)、一度使ったものを捨てないで何度も使うリユース(Reuse)、使い終わったものを資源に戻して再び製品にするリサイクル(Recycle)の3つです。

この3つのRにも順番があります。まず、ごみを出さないこと(リデュース)、次に、繰り返し使うこと(リユース)、最後に、資源に回すこと(リサイクル)という順番で考えると、環境への負荷が低くなります。

それぞれをもう少し詳しくみていくと、次のようになります。
リデュース(Reduce)では、必要なものを必要な量だけ購入する。食品を買いすぎない、つくりすぎない、食べ残さない。流行に左右されない品質のよいものを選ぶ。詰め替え製品を活用する。レンタル用品を利用する。などなど。

リユース(Reuse)では、リサイクルショップ、フリーマーケット、バザーを利用する。リターナブルびんを利用する。「繰り返し、大切に使う」工夫をする。

リサイクル(Recycle)では、資源を正しく分別し、回収場所に出す。地域の集団回収やスーパーなどの店頭回収など、様々なリサイクル活動に参加する。家庭用コンポストなどで生ごみを堆肥化する。などです、

この3Rに加えて、そもそもゴミになるものを受け付けない、拒むというRefuse(リフューズ)も加えれば、ゴミの減量に、より効果が出ます。
マイ容器を使う、過剰包装は断る、試供品などは受け取らないといった行動を普段から身につけておきましょう。これで4Rです。

これに、Repair(リペア):ものを修理して使うことを加えると、5Rですね。


episode 15
3Rから、4R、さらには5Rを意識しよう。