HOPPY SERIES
ホッピーは、1948年7月15日東京赤坂生まれの清涼飲料水。研究開発は大正末期のノンビア(ノンアルコールビール)流行がきっかけで、創業者である石渡秀によって始動しました。大正時代、長野県野沢(現、佐久市野沢)にラムネの製造会社(千曲合資会社)を設立したことからご縁をいただき、中小企業では入手が困難だった長野県産ホップの入手に成功。これが運命の扉を開けることになりました。ノンアルコールビールとして戦前にほぼ開発は終わっていましたが、昭和を迎え日本は戦争の時代に。赤坂にあった弊社のラムネ工場も戦闘機用の計器を作る工場として姿を変えることになり、秀が開発したノンアルコールビールもお蔵入りとなりました。そして迎えた昭和20年の終戦、赤坂は焼け野原となりましたが、ここでまた弊社の命を救ったのが長野県です。終戦早々、戦禍を逃れた長野県のラムネ製造設備を赤坂に移設、開発が完了していたホッピーの製造をいち早く開始します。そして当時、他には類を見なかった「本物のホップを使った本物のノンビア」との意味をこめて商品名は「ホッビー」と考えましたが、発音がしづらいところから「ホッピー」と命名され、新橋や池袋の闇市を中心に発売が開始されました。ビールは高嶺の花で庶民は手が出せず、また酒というと粗悪なアルコールしかなかった当時、ホッピーとその粗悪なアルコールを割ると臭いお酒も美味しく飲める、ビールより安く早く酔えると、人々に受け入れられ爆発的に売れました。敗戦からいち早く立ち直ろうと、日本人の心を支えたお助け飲料だと言われたそうです。現在につながる「焼酎割り飲料 ホッピー」としての飲み方もこのような社会背景から生まれたものです。発売以来69年、常に日本人の心に寄り添い、日本の食文化とともに歩み育てていただいたホッピーは、日本のミキサードリンク史および酒文化史を語る上に欠かせない清涼飲料のひとつとなれるよう独自のマーケットを築いて参ります。
ホッピーは0.8%のアルコール分を含んでいます。運転には充分お気をつけください。
製品 | アルコール分 % | エネルギー kcal | タンパク質 g | 脂質 g | 糖質 g |
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ホッピー | 0.8% | 11 | 0.1 | 0.1未満 | 1.7 |
黒ホッピー | 0.8% | 12 | 0.1 | 0.1未満 | 1.9 |
ホッピー330 | 0.8% | 11 | 0.1 | 0.1未満 | 1.7 |
ホッピーブラック | 0.8% | 12 | 0.1 | 0.1未満 | 1.9 |
55ホッピー | 0.8% | 11 | 0.1 | 0.1未満 | 1.7 |