NEWS
「がブリチキン。赤坂店」代表 石井さんに取材させていただきました。
ジューシーな唐揚げとお酒がおいしい「がブリチキン。赤坂店」の代表である石井義則さんが、11月29日に還暦を迎えられました。赤坂のお祭りを盛り上げる屋台への出店にも「がブリチキン。赤坂店」は今や欠かせない存在です。還暦を迎えられた石井さんにお話を伺いました。
「これまでの人生でこんなに祝っていただいたことはなかったくらい、盛大な還暦祝いを先日赤坂の仲間の皆さんにしていただきました。その時に名入りの包丁セットをいただいたんです。それで、一念発起して、いちから包丁使いを習い始めました。料理のプロが教えてくれるので、包丁を構える時の足の位置から、文字通り手取り足取りです。普通、店に修業に入れば“見て覚えろ”で、こんなに丁寧に教わることはありません。贅沢な教わり方です。人は、幾つになっても学ぶことができるんですね。還暦というのは年齢がひとまわりして赤ちゃんに帰ることだそうですが、一から学び直すチャンスでもあるんですね。」
「赤坂の店は、これを機に改装して新しくリニューアルする予定です。以前からその思いはあったのですが、節目でもあり、この機会にやろうと。同級生とかはそろそろリタイヤしてのんびり暮らそうといってますが、茨城に帰ってのんびりというのはまだ先かな。赤坂の街がどうにも好きなので、離れられないんです。隠居する自分がまだ想像できない。だから、もう少し赤坂にいたいんです。」
「60年は、本当にあっという間でした。人生というものを考えてみると、例えば若くして成功し何もかもやり尽くして早く隠居するというのが、はたして幸せなのかと思うんです。晩年になって死ぬ間際に成功した記憶も薄れていていて、楽しいのかなと。それよりも、ある程度の成功は必要ですが、日々、例えば前日にみんなと会ってお酒を飲んでいる時の気分のまま死ぬ方が、幸せなのでは。僕が思う幸せです。赤坂にはそれがあるんです。」
■がブリチキン。赤坂店
〒107-0052 東京都港区赤坂 3丁目 17-7 赤坂門田ビル1F
電話番号:03-6441-2330
お店の詳細はこちら