ACT
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私たちの普段の生活の中で二酸化炭素削減に貢献できることの一つは、エコグッズの使用です。例えば、使い捨てのものを使わない。それだけでも、それを作るときやゴミとして捨てるときの二酸化炭素排出を、間接的に防ぐことができます。
レジ袋をやめてマイバッグにするというのは、多くの人が実行しています。今や買い物での定着したスタイルになりました。レジ袋を有料にしても、本当に環境問題に有効なのかという人もいます。でも、マイバッグ・エコバッグを使うことで、環境問題に対する関心がより高まったと思います。こうした中で、海洋プラスチックごみから作ったエコバッグというのもできました。海の生態系を守るというもう一つのエコ活動にも貢献できますね。
マイバッグの他にも、使い捨てゴミを出さないマイ○○は、いくつかあります。
ペットボトルのゴミを増やさないマイボトルは、すでに多くの人が使いはじめています。コーヒーチェーン店やコンビニでは、マイボトルやタンブラーを持っていくと割引サービスしてくれるところもあります。
2022年4月から「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されました。これにより弁当などについてきたプラスチックのスプーンやフォークなどは今後配布されなくなり、マイスプーンやマイフォークを持ち歩く人が増えるかもしれません。割り箸のゴミを出さないマイ箸、竹製のマイストローなどもあります。スプーン・フォーク・ナイフが入ったキャンプ用のカトラリーセットも、マイ食器として持ち運びに便利です。
レジ袋をはじめ使い捨てのカップや容器などは石油から作られるプラスチックが原料です。軽くて強いことから、これまで多くのものに使われてきました。でも、最新の技術では、プラスチックに負けない強度の紙素材も開発され、食器などにも使われるようになりました。木や竹をはじめ、自然由来の素材を使えば、廃棄するときも自然に帰るのでエコですね。
episode 7
エコグッズを使おう。