ゴジホピブログ_9_「ぽくぽく」様(調布市)
2006年2月に、工場長の辞表事件の現場となったホッピービバレッジ調布工場。実を言うとあれが少々心の傷となり、自身が理系ではない後ろめたさも相まってあれからしばらく工場が苦手になっていたが、それも時が流れてスッキリ解消。昨年末から今年にかけては共に創ったHOLIDAY HOPPYのお陰様で、工場内も大いに沸いた。そして今宵のゴジホピは生産本部長と部長と共に調布駅前へ向かう。すっかり綺麗に生まれ変わった調布駅。現在、大ヒット上映中の映画「花束みたいな恋をした」のロケ地にもなったという。数年前、長友市長様が調布をもっと良い街にして、若い人たちがさらに住みやすい街にしていくと熱くそのご計画をお話しくださったが、見事にそれを実現されたと感じる。
向かった先は、調布駅徒歩1分でありながら隠れ家的居酒屋として地元から高い人気を誇る「ぽくぽく」様。
快活な店長様に「ホッピーミーナ、やっと来てくれた!」と言われてしまった。ごめんなさい。。。この一言をいただくと、自分がいかにやるべきことをしていないか、心から申し訳ないと感じる。しかし、そう言って暖かく迎えて頂けるのは大変ありがたい。
こちらは、私がホッピービバレッジで初期に手がけた思い入れのある一枚。氷と気前の良い焼酎で、ホッピーの味が全くしない、ただただ酔うだけのホッピーが勿体無くて、残念で悔しくて、どうしたらおいしいホッピーの作り方をポスターで表現できるか、あれこれ苦心して作った一枚だ。この一枚は何年前から貼ってくださっているのだろう。すっかり年季が入っている様がなおさら嬉しい。
ホッピー、黒ホッピー、55ホッピーと3種類をご用意くださっている。
まずお願いしたのは、ぽくぽく様のこだわりの逸品「もつ煮」。
モツ独特の臭みを消すため4回茹でてはお湯を替え、シンプルに味付けして6時間!丁寧煮込んで完成の「自家製もつ煮」。新潟県の自然の中で育った「魚沼健康豚」のぷりぷりな肉厚生モツを使用されているそうだ。味噌とごまのシンプルな味わい。寒かったこの日、ことさらモツ煮の旨味が五臓六腑に染み渡った。
こちらでもアートランド発見。 製作者のOnly Too Mariに見せてあげたいな。
何と言ってもぽくぽく様の名物といえば「串揚げ」。肉や魚、野菜など季節の食材を使用しながら定番から日替わり、変わり種まで常時40種類以上をご用意されている。
なんと言っても有難いのが、胃もたれしにくい「米油」と「米粉」そして「生パン粉」を使用してくださっていること。そして1串130円という破格な価格も嬉しい。
私もついつい目がいやしく走り欲望に任せて、レンコン、長芋、生麩など沢山お願いしてしまったのだが、確かに胃もたれすることなく、美味しく完食🌟
手書きポスターには「ぽくぽくのこだわり〜串人煮込魂〜」の文字。串人煮込魂!ですよ!!
ご常連の方で賑わうカウンターには店長様のお誕生日にどうやら弊社の営業がお届けしているらしい手作りのオリジナルホッピーを並べてくださっていた。一番大事な場所にありがとうございます。
調布ゴジホピには、はるばる湘南からゲストが参戦。
我らが土屋武士監督。SUPER GT300クラスを走るHOPPY team TSUCHIYAの共同オーナーである大事な相方だ。実はこの日は2021シーズンの体制発表会前夜で、その打ち合わせにと遠路駆けつけてくださった。そして我が社員たちに「ものづくりの心」を語ってくださり「男が惚れる男性ですね」と彼らの心を鷲掴みに❤️。その様子を見て、21シーズンこそ、全社員をサーキットへ案内したいなと思った。
「ホッピーの地元として頑張って売るから!」店長様の力強くありがたいお言葉で店を後にした。まもなく季節も変わり春がやってくる。春の串揚げメニューはなんだろう。調布工場での月例会議の後でお伺いしたいお客様がまた一軒、増えた。
〔居酒屋 ぽくぽく〕様
調布市布田1−40−4 コートプラザ104
042−426−8034
京王線調布駅北口1分
無休