しなやかに、強かに、可愛らしく。
あけましておめでとうございます。
抜けるような青空が広がる、中禅寺湖畔で2019年を迎えました。両祖父母が亡くなってからのお正月は、母を家事から解放し、東京から少し離れたこじんまりと居心地の良いホテルにて、家族水入らずで過ごす貴重な時間となっています。
さきほど新春早々にホテルで開かれた恒例のお餅つき大会では、ホッピーキングこと我が父が、見事な杵捌きを見せてくれて、周囲のおばさまたちから「お上手っ」「いい音!」と、声をかけていただき、嬉しそうにしておりました。その姿を見て、心からいつまでも元気でいてくれよーと。そのためにもさらに頑張るぞと自分に新年最初の誓いをたてた次第です。
年末年始の定宿になっているホテルの2階には、さんさんと太陽の光が差し込む広いラウンジがあり、そこが私の大のお気に入り場。日中はほぼ、ここに居座っています。毎年、本やら課題を持ち込むのですが、ポカポカな光に誘われていつも、いつの間にか寝落ちてしまうので、予定していた仕事は何も進みません…。友人からの「それが正しいお正月の過ごし方!」という言葉に慰められ、甘える怠惰な冬休みも毎年のこと。
さて、昨夜は食事の時間も早かったので、珍しく紅白をほぼ全て見ました。心に残る歌やシーンが沢山ありましたが、世代的にはやはり「聖子ちゃん」でした。まさに青春ど真ん中で聴きまくった聖子ちゃん。いろいろな想い出がフラッシュバックして一瞬、10代に戻った気にすらなりました。今朝、仲良し同級生達へ、あけおめの挨拶と同時に「カラオケ行こーよー」とメッセージしたのは言うまでもありません。もちろん、聖子さんにお会いしたこともないし、全くわからない芸能界のことなので語るに及ばずですが、幾つになっても聖子さんらしい可愛らしさを残しつつ、凛として堂々と歌い続けていらっしゃるお姿に、使命を生き抜く先輩女性の、すっと芯が通った強くて美しい生き様を見せていただいたように感じました。
「しなやかに、強かに、可愛らしく」
そんな言葉が胸に去来する、2019年のブログ始めです。
どうか本年もよろしくお願い申し上げます。