HOPPY86 MC ついにデビュー!
つちやエンジニアリング 25号車 HOPPY86 MC スーパーGT GT500クラスでついにデビュー!
日本を代表するレーサー、土屋武士さんとの出逢いは2013年のこと。東京青年会議所の仲間を通じてご縁をいただきました。
以来、フォーミュラニッポン、スーパーGTと応援し続けていたのですが、昨シーズン、監督エンジニアに就任された彼から相談を受けたのは、シーズンオフのこと。
そこで、ホッピー70周年の今年、関わって以来初めてのメインスポンサーをさせていただくことを決意しました。
土屋さんとのご縁をいただき、モーターレースに関わるようになってから、「いつかはホッピー号を」と夢を語り続けてまさか今年、実現されるとは思ってもみませんでした。
そこから突貫工事状態でコトは進められ、2018年2月26日、私のハーフセンチュリー誕生日に、やはり東京JCでご縁をいただいた表参道のBamboo様をお借りして、マスコミの方、土屋武士監督やつちやエンジニアリング応援団の皆様にご来場いただき、つちやエンジニアリング2018の構想が発表となりました。でも本音をいうと、まだ、この時点でメインスポンサーの自覚は浅かったのでした。大変申し訳なかったのですが、周囲の皆様に、「開幕戦はいらっしゃいますよね?」と言われて、慌ててスケジュールを調整したようなひどい話です。
そんな私でしたが、開幕戦直前、監督からラインで「カラーリングが完成しました!」と初のHOPPY号の写真が送られてきたときには、嬉しかった。いよいよ始まるのね、と思っていました。
その意識がガラリと変わったのは、岡山国際サーキットに入りHOPPY号と対面した瞬間です。まるで生まれたての我が子に初めて会う瞬間のような緊張感に包まれ、我が子に会うには正装でないといけないと思い、監督とドライバーを始め、限られた人にしか渡されない今期のチームジャケットに着替えてからHOPPY号に会いました。嬉しかった。感動でした。
そして始まった開幕戦。
楽しかった〜!!
HOPPY号の走りは我が子の走り。何度も心臓がバクバクし、まるで怖いサスペンスドラマをみているような気分でしたが、あまりに楽しくて興奮がずっと続きました。
何より私は自分自身の大きな変化に驚いていました。
その昔、師匠から「1番にならなければダメである」との教えを受けましたが、改めてその真髄を感じた次第です。
レースに挑む気持ちがガラッと変わりました。興味関心も、責任感も。勝たせたいという気持ちも。レースを、ドライバー達を守ってねという祈りの気持ちも。観に来てくださっているファンの方を楽しませてねと車に託す想いも。全てが一気に「自分ごと」になりました。
こんなにも長く関わらせていただき、土屋監督とも苦楽を共にしてきたのに、今期、私のレースにかける気持ちは、別人のようです。
けれど、「自分ごと」という姿勢で臨むからこそ、82周(岡山の場合)からの学びがある。深くて沢山の学びを得て、結果、自分の人生が深くなる。
どんなことでも、関わらせて頂くからにはメインで関わらせて頂く、その気持ちと姿勢が大事だなと感じました。そしてその立場を頂けるような、お役に立てるような自分を目指して磨き続けることが肝要であると痛感しています。
土屋武士監督率いるつちやエンジニアリング HOPPY86 MC号のこと、シンガーソングライター構康憲さん企画のHOPPY HOUR、今年で7年目を迎える赤坂食べないと飲まナイト、軽井沢国際音楽祭など私が、弊社が大切に関わらせて頂いている素晴らしいプロジェクトが沢山あります。未発表の水面下で進めているプロジェクトも複数、あります。
それら全てに対して、関わると決めたからには、メインでしっかり関わりたい、圧倒的にお役に立てる存在を目指そうと改めて心に誓った春の日でした。
つちやエンジニアリング2018を、土屋監督とつちやエンジニアリングを支える沢山の素敵な仲間とともに、良き一年となるよう育ててまいります。 サーキットへもぜひ、足をお運びくださいませ。 サムライ魂を有して走り抜けるHOPPY号の、優美な雄姿をぜひ多くの方にご覧いただけたらと願ってやみません。