不器用なのは一生懸命に生きている証拠
１０月３日（日）曇り
昨夜は、９月末の内定者研修で同期達からの投票により
見事、MVPに輝いたM嬢とのご褒美ディナーでした。
昨年までは、賞金と言う形で私のポケットマネーを渡していましたが、
「できれば、ぜひ食事に招待してあげて」という
採用チームからのリクエストがあり、今年から変更。
「焼肉を食べたい」と本人からのリクエストで、
今年の新入社員T村さんが、契約を頂いた
会社から徒歩５分の焼肉屋さんにご招待。
「野猿」様。
昨日はお休みだったそうですが、なんと！
わざわざお店を開けて下さいました。
どうもありがとうございます。
MVPのM崎さん。
「まき」と呼ばれる珍しい部位は、
口の中で溶けました・・・！
私の池袋からの戻りが、予定時刻より過ぎることがわかり、
内定者を一人、赤坂のお店で待たせるのは可哀そうと、
急遽、採用チームから土曜出勤をしていた
ミシュランさんにも入って頂きました。
H社に数名いる”ワク”。
二人そろうと、さぁ、大変？
ご用意いただいたホッピーは瞬く間に
全て私達に吸い込まれていきます。
そして、ホッピーが無くなった後は、あぁ、危険です。
大好きなマッコリタイム。
そんなわけで？話の勢いも順調に上昇。
恒例の質問コーナーでは、食の話、旅行の話、多岐にわたり
３人で大盛り上がり。
会の終盤戦。
ふと、内定者の彼女が、
「私は不器用なので、１０教えて頂いても１しかキャッチできなくて」。
これに反応した私とミシュラン。
おっと。
M崎さんは、私達に火をつけてしまいました。
「不器用だから1つしかキャッチできない、んじゃなくて。
不器用だから、1つでも多くキャッチできるように
心がけるんだよ！」
先輩から檄が飛びます。
本気になって熱く後輩に語る、まもなく5年生になるミシュラン。
入社するまで、本人は器用なつもりだったようですが、
彼女も不器用さで語ればチャンピオン候補かもしれません。
仕事的にも私との距離がとても近いこともありますが、
おそらく、私からの愛の鞭を受けている量で言えば
社内で１・２を争うのではないでしょうか。
でも、
何を言ってもめげずに、目に汗を貯めて
必死で食らいついてきます。
もっともその信頼関係があるから、私もますます本気になるわけです。
さて、不器用と口にして私とミシュランに本気の火をともしてしまった
M崎さん。
私には、相手が内定者だろうと幹部だろうと違いはありません。
本気で伝えたいことがある時は
同じ想いで、同じ熱さ。
伝わるように伝えようと懸命になります。
「不器用なのはみんな一緒。ミシュランも私も不器用。
一生懸命生きようとすればするほど、不器用なものよ。
自分で自分の価値を下げるな！」
とても真面目な彼女は、私の前でよく、自虐的な発言をしては
その度に「ジギャッキー！」と私にからかわれ、叱られてます。
脱ジギャッキー宣言をしたものの、変わるのは本当に大変です。
転ぶのは、歩いている証拠。寺本先生の名言です。
つまり。
自分を不器用と感じるのは、一生懸命生きている証しです。
貪欲な心の証しです。心が燃えている証拠です。
素敵なことではありませんか！
「不器用だから」と自分を責めるのではなく、
それは一生懸命頑張っている証拠とまず、自分をほめてあげる。
そして、1つでも多くの教えを頂けるよう、
最大、最善の努力をする。心構えを、姿勢を作る。
私達二人からH社流熱い言葉のシャワーを浴びて
ハッとした様子のM崎さん。
明るく元気に帰って行きました。
なかなかジギャッキーからは、脱出できないようですが、
彼女の素晴らしいところは、素直なところです。
だから、伸びます。ふふ、楽しみだな。
来春。
どうやらまた、熱いホピ女（ジョ）が誕生しそうな予感☆
焼肉 野猿（やえん）様
港区赤坂２－１８－１９
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