唯一、仕事を持ち込まない場所
9月25日(日)晴れ
先月末、女性経営者の大先輩であり
私が目標にしている私にとって大事な方の
ご主人が急逝されたと伺い、
新幹線に飛び乗り、
お姉と慕うもう一人の先輩経営者と二人、
ご自宅までお焼香に伺った。
「私は、自宅にまで仕事を持ち込んで
良い妻では無かった・・・」と
涙を流されるそのご様子に
言葉も無かった私達。
大先輩は、
「ミーナも仕事人間だから、」と
私のこれからのことを色々と案じ
ご自身のご経験から
沢山の貴重なアドバイスを下さった。
「まずは修論頑張って!」と
励ましにお邪魔したはずが
励まされて帰って来たのだけれど。
家に仕事・・・、
この言葉が特に意味はないのだけれど
なんとなく、心に残っていた。
新卒一期生が入社した頃から、
我がH社内、赤坂にも調布にも
私のデスクも椅子も無いが。
その分、我が家が社長室状態。
仕事をもちこむか、もちこまないかという
レベルではない。
その昔、祖父母が暮らした部屋を5年前に
素敵に改装してもらって
優雅な都会での一人暮らし、のはずが
完全にその実態は、個人事務所。
そんな我が家だけれど、一か所だけ
仕事がいっさい、存在しない部屋があった!
それはベッドルーム。
頭の中はいつも仕事のことで一杯だけれど
本や書類、PCなど目に見える仕事関係のものは
一切もちこまない。
一日が終わって、ベッドに入る瞬間は
完全オフ状態に切り替わると言うワケだ。
気にしていなかったけれど、自分なりに
生活のリズムを作っていたんだなと
ふと気付いた休日の午後。