ホッピーミーナ

3月22日（月）晴れ

現在、我が社では11年度新卒採用第2クールの真っ只中。
3月20日、21日と連続4回会社説明会でした。
会社説明会では今年も1時間、学生に話をしています。
説明会の最後は人気コーナー、社員と語る会。
参加してくれた学生達を４つのグループに分けて
私達社員も４つのチームに分かれ
10分交代で、全グループを回るというもの。
もちろん、この社員と語る会にも参加。

「経営者」という存在に触れるのが初めてという学生が
大半を占めるので、
学生たちから熱心な質問を受けます。

社会のことを何も知らない
ピュアな学生たちへの講演と質疑応答には
もしかしたら、どんな講演よりも
神経をとがらせ、心を配っているかもしれません。

なぜか。
この一期一会が、彼ら彼女達の
社会、企業、職場、仕事に対するイメージを
大きく左右する可能性も高いと思うから。
私の一言が彼らの
将来に少なからず影響を与えることになるかもしれないから。

この週末も200名以上の学生とのご縁を授かりました。
全身全霊で臨んだ4回の説明会、
4回めの講演が終わる頃には、
私のエネルギースケールも
ほぼ、ゼロに近い値を示していたように感じます。

本日現在、まだ内定を出した学生は一人もいません。
来月には間違いなく誕生するでしょう。
どんな内定者との出逢いが待ち受けているのか
楽しみでなりません。

採用活動も真っ只中の一方で
社内では、新年度に向けての準備が始まりました。

3月6日の流れを受け、ホッピー社初の試みで
わたし直下の、経営開発チームが発足。
まずは二つのミッションを渡しました。

そして恒例になった、一年生社員と私の懇親会
”０９ぴよぴよミーナ会”の最終回が
3月15日、六本木は豚組様で開催されました。

恒例の質問コーナーでも熱いやりとりが飛び交います。

「一年前と今日現在での09に対するイメージは
どう変わりましたか？」
「う～ん、太陽になった、かな。」

「０７や０８の先輩達と比べて
０９はどうでしたか」
「今までで一番手を焼いた（笑）。
でも、私にとって、ものすごく学びの場になった」

最後は2年生になるにあたって、各自が
想いを宣言しました。

皆、後輩に尊敬される先輩になりたい、
後輩に頼ってもらえる先輩になりたいという
想いは共通でした。
後輩たちの入社を楽しみにしている様子が
とても微笑ましく映ったのは言うまでもありません。

社会人になり、自分と深く向き合って
苦しみ、それを歯を食いしばって乗り越え
本物の笑顔が浮かぶようになった顔ぶれが
例年になく多い０９達ですから、
後輩の良き導師になれるに違いありません。

突然、部屋のライトが暗くなりました。
すると向こうから、花火が灯されたケーキが。

（あら、誰かお誕生日なのね）

ぼ～っとしていたら、
なんと、そのケーキは私の目の前に。

なんと！
０９達からのサプライズでした。
おまけにホッピーくんをデザインしたオリジナルケーキ！！

想像もしていなかった贈り物には感激がひとしおです。

「一番手を焼いた」と冗談めいて答えた私ですが
過去3期生の中で最も強く、私が彼ら、彼女達と真剣に向き合うことを
私に求めてきていました。
そして私も、０９から目も心も離せないでいましたし、
０９ぴよぴよミーナ会にも緊張感を持って臨んでいたように感じます。

ぴよぴよミーナ会卒業に当たり、彼らが贈ってくれた09達の心。
とても嬉しかった。
想いは伝わっていると感じました。

09のことで何度、頭を抱えたことか、心を痛めたことか
数知れませんが、真剣に向き合い続けて良かったと
心から思えたサプライズでした。
０９達、どうもありがとう。

そして、私は彼らに約束しました。

いよいよ2年生、今まで以上に
育てていくことを。
「失神するまで」の覚悟で向き合っていくことを。

09達がさらに、大きく成長してくれる姿を想像しては
にんまりとし。
これからの取り組みが、楽しみでなりません。