一番怖かったのは・・・・・・
一番怖かったのは……
何となくおかしいと感じていた私が
はっきりと自覚したのは5月のとある朝、
出張先の那覇のホテルでした。
お腹の中に何かある、きっと子宮筋腫という
ものだろう……一瞬全身が冷汗に包まれ
ましたが、その場限りで。
入学して一ヶ月余り、新しい学生生活に慣れ
ることを先に、病院は学校が夏休みに
入ってからと勝手に決めたのでした。
やせていることがこんな時役に立つんだ
と思ったのは、病気にド素人の私でも
触ると、おなかの中の小人の成長?を
感じること。……自慢できることではありませんが……。
5月のその日から12月に至るまで、
おかげ様で安心して信頼してお任せ
できる先生とのご縁をいただいた私は、
恐怖感らしい恐怖感に襲われること
なく、とてもお気楽に約半年を過ごしまし
たが、一度だけ手がふるえる程
怖い思いをしました。
それは、8月の初診の時のこと。
子宮筋腫を告げられた時には、
(あぁ、やっぱり…)と思い大丈夫だったものの
次に「ちょっと大きいですね。今日のエコーでは
全容がつかめないのでMRIを撮りましょう。
10日後にもう一度来て下さい」。
この一言が実は一番怖い思いをしたのです。
思ったより大きい→MRIというプロセスが
大ごとに思えたのでしょうか。
精神的に最も不安に陥ったのも
この10日間でした。
8月15日にMRIを撮り、全容がわかって
オペを決めた後は、年末のオペに向け
始められた治療で変わる体調との
付き合いにちょっと大変な思いも経験
しましたが、精神的にはずっと落ち着いて
いました。
8月の初旬と言えば…
社内でもトラブルが起こっていたし
確かプライベート絶不調で…
よくぞここまで重なりましたネ…みたいな
状況でした。
神様は乗り越えられない課題は与えない、てネ。
支えて下さった方々のおかげ様です。
今こうして静かな幸せな気持ちで振り返ることが
できていることに
感謝……★