37's Pen of the year
37’s Pen of the year
“今年の10大ニュース”なんていう声が聞かれる季節。
私の10大ニュースの発表はメルマガに譲るとして。
今年の私の Pen of the year の1本と言えば。
AURORA Africa No702それも“B”ニブ
でしょう。
AURORAの大陸シリーズの中の1本。
おそらく発売は2006年頃だったような・・・。
ちょうど私が本格的に万年筆にハマッた頃のことです。
まだよくわかっていなかった私はうっかり買いそびれてしまっていたのでした。
Africaの美しさに気付いたのは昨年、2008年のこと。
手に入れたい! と思うも日本の市場では完全完売。
探せど探せど見つからない。
唯一、実物を見たのはDr.佐藤のペンケースの中でのみでした。
半ばあきらめていたところで今年の春偶然出逢ったのが、以前ブログでもご紹介した、同シリーズの
スケッチペン。
せめてこの1本をkeepしてAfricaの美しさを楽しもうと心を変えたのでした。
そんな私のAfrica物語にピリオドがうたれるかと思いきや、今年の秋の始まりの頃です。
早稲田の友人に教えてもらったアメリカの通販サイト(ペン専門店)をボーッと見ていたら!
なんと!!!!!
アフリカがいるではありませんかそれも新品!!
日本の価格より安い!!
ウソっ 本当??? 貴重なLast1本!
ホッペをつねりたくなる気持ちで小踊り。
うぉーっ これは早く注文しなくちゃっっ。
即 注文・・・ といきたかったのですがズラッと並ぶ横文字を見るのがもどかしくてムーミンへhelp call。
外資系に勤める彼に発注代行を頼んで。
ワクワク待つこと1ヶ月。
ムーミンのロンドン出張の帰国と同時にAfricaも ltaly → US と長い旅を経て私の手元にやってきました。
「まーた、高いペン買って」 とブツブツモードだったムーミン氏も「届いて商品を見てわかったよこのペンきれいだね、美しい」と私のAfrica思慕を認めてくれた様子。
「うわーアフリカだっ! 本物だ縲怐I!」
あきらめていた希望が叶った喜び。
こんなに楽しい時間はありません。
Africaにはどんなインクを入れよう、1ヶ月悩んで選んだのはカランダッシュのGrand Canyon。
WildなAfricaに、広大な自然を感じさせるぴったりの組み合わせと自画自賛。
さて問題は書き味です。
通販での購入で怖いのはペン先を試せないこと。
ましてやペン先がいつも渋めのAURORAゆえどうなることかと・・・
ドキドキの第一投、ならぬ
第一筆・・・“大当たり!”
キンコーン カンコーン
鐘が鳴る!!
私が所有する数本のAURORAの中でも1、2に入るベストフィット感でした。
最後にシリアルNOのお話をして私のAfrica物語を終えます。
限定生産だったAfricaにはシリアルNo刻印が。
当然 通販での購入、おまけにLast1本でしたから選べるはずもなく。
逆にどんな番号が届くかを楽しみにしていたのでした。
(商人はかなりこう言った出逢いにゲンを担ぎ 意味、ナゾ解きをするのが好きです)
そのシリアルNoは No7002。
ふうーん、へー。
この数字を見た時、思いました。
7はムーミンの生まれ月
2は私の生まれ月、の数字です。
間をつなぐ0
2つを∞(無限大)とすると・・・。
色々な意味で、Africa No7002、は私にとって大切な1本となりそうです。
そんなワケで
2009. 37’s Pen of the yearは
AURORA Africa No7002
Bニブ
に大決定!!