再会
再会
93年の3月以来の、実に16年ぶりの
再会でした。
日清製粉時代にお世話に
なった上司の皆様方・・・。
一ヶ月程前のこと、会社に頂いた
一本の電話がきっかけでした。
お電話を下さったのは当時、
秘書室にいらした大先輩。
懐かしいお名前に大興奮してすぐに
折返しをさせていただいたところ、
当時の上司達が集うこの昼食会へ
お招きいただいたというワケです。
「変わっていないなぁ・・・!!」
人事部でお世話になった上司に
言っていただきました。
副社長でも跡とりでもない
仕事がま――ったくできない
困り者だった頃の私を知っていて
下さる方の言葉はあたたかく心に
しみていきます。
「彼女、私の日清の後輩なんです」
秘書室の大先パイがレストランの責任者の
方に私をそうご紹介下さいました。
“後輩”と呼んでいただけることが
どれだけ嬉しかったことか―。
私の両親と同世代の皆様方ですから、
日清現役時代、新入社員だった
私が気易くお話しさせていただける
方々であるはずもなく、ましてやご一緒に
お食事なんて おそれ多くて―
ですから、実は今日のようにとても近い
距離で親しくお話させていただいたのは
初めてだったのですが、
全くぎこちなさが無い。
勿論 大先輩方のお心遣いのおかげ様で
あることは間違いありませんが、
私達をつないでいるもの―、
日清OGであるという絆。
これは確かに感じました。
日清製粉時代、私はお世辞にも
良い社員だったとは言い難く、
日清OGである、なんて口にしては
いけないとすら感じていたのですが-、
私のことを日清の後輩として見守り、応援して
下さる先輩方がいて下さる・・・。
私の中で封印していた実は大事な世界が
今日、久しぶりにフタを開けたような。
有難いことに私の世界がまた深く豊かな
ものになったような。後輩の名にかけて頑張ろう!!!
有難くて、感謝 感激の
記念日となりました。