関連性
関連性
3代めブログでちらっとご紹介したが、
8月23日、調布工場では、
日本の名シェフのお一人、KEIZOさんに
お越しいただいて、10月発売予定、
古典酒場vol.8の取材を行った。
私が一番心躍らせたのが
実は食事後のKEIZOさんとの
談話。
この日 KEIZOさんは食通で知られる
メンバー達があっと驚くようなお料理を
次々と出して下さって一同、言葉を失って
いたのだが。
「でたらめに組み合わせればいい
訳じゃない。
例えばなぜマグロとカツオが合うか、
これは回遊魚同士だからなんだよ」
これば目ウロコの一言だった。
彼はそれ以外にも“連鎖”の組み合わせ
の事例を幾つか教えて下さった。
このことはどんな事業にも当てはまると
思う。
“関連性”“連鎖。
ホッピー屋の我々がデベロッパーを
やったらおかしなことになるだろう。
でも飲食店だったら―?
充分に可能性はある。
私も年がら年中、色々なことを思いついて
社員達を大変な目に逢わせているが、
ハタから見ていると唐突のように
思えるだろうミーナアイディア。
私にはどれ1つ唐突なものはない。
否、
むしろ、全く関連性のないところからは
何も生まれない。
無から何も生まれない。
その時自分が感じている、抱えている
課題に、自分の経験や知識、
情報、アドバイス、時代―意識、無意識、
様々な本当に多くの要素が掛け合わさって
私の中で1つの形になる。
そして、
口から出る時はかなりの確信を
持っているのだ。
週末のぴよぴよミーナ会で1人の1年生から、
「趣味を持ちたいが見つからない」と
相談を受けた。
学生時代からクラブでミュージカルをやっていた
彼女。
「これまで自分の身近にあったこと、その
延長線上のことを探してみたら?
おそらく あさっての方向にはナイと思うよ」
と答えたばかりだった。
“関連性”“連鎖”
人生をより豊にする重要な
キーワードと改めて思い直した。