赤毛のアンとCOCO CHANEL
赤毛のアンとCOCO CHANEL
出逢いの瞬間がやって来ると
神様は短期間に何度もサインを
送り、気づかせて下さろうとする。
一ヶ月程前、ビジネスパートナーのS氏から
ココ・シャネルの一生を記した伝記、
「シャネルの真実」をいただいていた。
「ミーナさんには是非この本を読んで
もらいたくて」
彼が敢えて口にする程だから
何か意味があるのだろうと
思ったが、手は伸びずそのままになっていた。
3~4日前の夜だ。
突如、何となくその本のことが気になって
私の意識にむくむくと上がってきていた。
そして次の瞬間、
テレビに目を移して驚いた。
歴史に残る女性を特集していたその
番組でまさにココ・シャネルが
取り上げられていた―。
「あら、引き寄せちゃった」なんて思いながら
これは読みなさいというサインと確信し、
ドラマを真剣にみた後、半徹夜になりながら
夢中でいただいた「シャネルの真実」を
読破した。
8才の時に出逢い、私に大きく深い
影響を与えてきたのは「赤毛のアン」
だが、翌朝、ボーッと歯を磨き
ながら、ふと思った。
「アンとシャネルって何となく似ている」
孤児→女性としての成功をつかむ、
もっと正確に言えば
(アン+エミリー)÷2 とシャネルの
人生が似ているというべきだろうけれど。
私の大好きなアンと是非読んで欲しいと
渡されたココ・シャネル、この2人が
似ているという気付きが何となく
偶然とは思えずに興味深く
感じていた。
そしてこの日、私は茂木健一郎さんの
『「赤毛のアン」に学ぶ幸福になる方法』
を手にした。
パラパラと読んでいてまたびっくり。
ココ・シャネルの名前が目に
飛びこんできたのだ。
P173より引用させていただく、
「アンに対峙する女性の生き方の1つとして、
エミリーの人生の選択が挙げられますが、
それはココ・シャネル的な生き方にも
通じるものがあると思います。」
※注「可愛いエミリー」3部作も
モンゴメリーの代表作。ちなみに昨年、私は
「可愛いエミリー」の書評を書かせていただいています・・・。
アンにエミリーにココ・シャネル。
どんどんつながっていく―。
ココ・シャネルの生き方から何か参考に
なること、共鳴することがあるはず、と
俄然、興味を持ったのは
言うまでもなく、アマゾンでシャネル
について記した書籍をガサッと
注文しましたとさ。
そうしたら2日前、偶然つけたテレビで
シャネルのコレクションショーも見ることが
できました、急速にシャネルに近づいています。
次はパリの本店へ行くしかないか?
ちなみにココ・シャネルがパリに出店したのも
1910年。我が社の創業と同じです・・・。
これは偶然?