万年筆の面白いところ
2009年8月22日(土)
万年筆の面白いところ
万年筆の面白いところ
AURORA, The POPEをペン先調整に
に出した。
戻ってきた時、書斎館さんでは
調整に出した時に入っていたインク
“ヤンセンのダヴィンチ”をわざわざ
入れ戻して下さった。
このインクがその時のインクだ。
使いながら、あれ、なんかこの色、
いい色だな、と、前からこんなに
いい色だったっけ? と
何となく思っていたが、さして深くも
考えずにいた。
ある日、私が作っているインクの色見本帳
にある ダヴィンチの色を見てびっくり
全く発色が違う。
~~~~~ → 我が家のダヴィンチ
~~~~~ → 書斎館のダヴィンチ
信じられなくて、思わず書斎館に
電話をしてインクの色を確認してしまった程。
やはりまちがはいない。
「う~ん、ヤンセンはですねぇ、完全手作り
だからロットで色が違ってくることも
少なくないんですよね・・・」書斎館さんのお話。
ヤンセンさん、どこかでダヴィンチはもっと赤い方が
いいと判断されたのかしらん・・・。
こんな発見や出来事があって
万年筆は本当にペンもインクも
全く同じということが少ないから
私は知れば知る程
魅了されていくのだ―。