傾聴の世界
2009年8月22日(土)
傾聴の世界
傾聴の世界
8月19日の深夜から痛み出した喉。
8月20日の朝、声が出せなくなっていた。
おそらく活火山状態になっているのだろう
喉がヒリヒリでつばを飲むのも
やっと。
翌、21日はカナリヤ状態。
電話で話した、我が社のグッさんが
「本当に副社長の声ですか?
うわ、話したこと忘れそう!」と
気の毒がっているというより
別人37号の私を面白がっている風だった。
早稲田の友人達からは「そっちの方がいい」
無言でそう言われた気がするのは気のせいか。
こんなにも喋らなかった2日間は
近年ない。むしろ、
声が出ない=商売道具の故障くらいの
大ゴトだもんね。
声が出なくなったことを
マイカウンセラーにメールで伝える。
彼はいつも私に新しい気づきや
示唆を下さるのだが、この日いただいた
返信は素敵だった。
「傾聴の世界ですね」
ハッとした。
発信中心の毎日、聴くと言えば
社員の言葉は耳を傾けることは心掛けている
でも、肝心なコトに耳を傾けない。
つまり―、自分。
自分を見つめることくらい苦しいことは
ないので、いつも気付かぬふりをして
フタをしてきている。
そうしたら、ついに声を奪われた・・・。
自分のことに耳を傾けなさい。
次の航海をどんな航海にするのか
どちらの方向へ向けて出航するのか
とても大事な選択の場に来ている
辛いことイヤなことから目を背けては
いけない。
そんな神様からのメッセージかも知れない。