Pen ! oh my happiness !!
Pen! oh my happiness!!
SMYTHONがイギリスのペン名門
ヤードオレッドでオリジナルのペンを作っている
ことを知ったのは、ボンドストリートの本店での
ことでした。
ヤードオレッド(以下Y.O.L)も、まだ
持っていなかった私、おまけにSMYTHON
とのコラボ!!
どうしても欲しいと思ったのは無理もありません。
ところが、本店に在庫はなく、別の店に1本
あるが取り寄せると到着は私達の帰国後
になると。私達がその店へ行っている
時間はない―。
店員さんはローラーボールを推めました。
しかし私はローラーボールは使わない。
あきらめようとしたのですが、やはり心残り。
最終日、空港へ向かう2時間前に
同シリーズのボールペンを購入することに。
この次ロンドンで出逢えることを祈りつつ。
ロンドン最終日の前夜から降った雪は
止むこともなく、東京へ向かうその日、ロンドンは
なんと18年振りの大雪!!
名物の2階建バスは運行STOP、
店も閉店となるところが少なくなく、市内は、
大混乱状態。もしかして帰れないかも―
そんな思いを抱きつつ、予定より2時間早く
ヒースロー空港へ。
心配をよそに出国の準備は進み、ホッとしたまま
私達はすっかりラウンジでくつろぎ、
いよいよ搭乗40分前、「最後に少し
店でも見よっか?」―などと
ラウンジの外へ出て、私は何気なく
目に入ったSMYTHOMに入ってみたのだった。
空港のSMYTHONて穴場かも―、すぐに気付く。
カタログにあってダウンタウンの店にはなかった
商品が並んでいたから。
ダメモトで尋ねる。
「Do you have Fountain Pen?」
すると―、一本見つかったのだ!!!
きゃあ、一番欲しかったペンが私の目の前に!!
今、このページをしたためているのが
SMYTHON万年筆 by Y.O.L.
である。
おまけにダウンタウンでは
「もう、個売りはしていない」と断られた
SMYTHON INKも2個残っていて
入手することができた。書斎館に飾られていた
SMYTHON INK BOTTLE・・・!!!
まさか旅の最後の最後の瞬間で
こんな出逢いに恵まれるとは
思ってもいなかった。
あまり数を作らない万年筆だからこそ
味わえる出逢いの喜びと醍醐味。
今回のLONDON SMYTHONツアーで何度も
私の身に降り下りたペンとの出逢いのhappiness、
私はさらに万年筆ワールドに魅せられたのであった。