That's sign !!
That’s sign!!
FORTNUMをMASONでConwayとの
衝撃的な出逢いをした翌日、
この日は日曜日だったので、デパート
巡りをする(ロンドンでは日曜日はデパート
以外のブティックはほぼ休み)。
Hanaちゃんの提案でハロッズへ―。
ハロッズと言えば日本では三越にある
ハロッズコーナーがお馴染み。ロンドンでは
とても大きな高級デパートである。
B1のステーショナリーコーナーにダッシュ。
あまりの大きさに息を飲み。まるで遊園地に
連れて来られた子供のようにワクワク、ルンルン
興奮状態になる。
日本ではカタログでしか見たことのなかった
限定シリーズがショーケースに並ぶ。
日本では見たこともない美しいペンも
そこにいる。
「あぁこの中から一本、連れて帰りたい!!」
すぐにそう思うが、選べない、心が決まらない。
一時間もウロウロしただろうか―、
どうしても何度も目が止まる一本を
見せてもらうことにした。
でもちょっと予算オーバーなんだな・・・。
さんご礁をデザインしたそれは美しい一本。
宝石のようなペンである。日本ではまず出逢えない。
書き味も悪くない、でも・・・躊躇していた。
私には少しぜい沢だよ・・・。スマイソン沢山
買っちゃったし。
ところが。
ペンをしげしげ眺めて
思わず 絶叫。
キャップに印されていたシリアルNo.、
037/299。 037!!
「キャーっっ!」
「what?」
「037、これ日本語読みするとMina、
That’s my name!!」
「Oh! That’s sign!!」
日本語と英語ごっちゃ混ぜだがどうやら
通じたらしい・・・。
と言うことで。
悩んだ私でしたが
037の刻印でまたも
即断してしまったのでした。
037、大好きなコーラルピンク。
この子も私の手元に来る運命
だったのだろう。
お守りが増えたような気持ち。
ところがドラマはまだまだ
あったのです・・・。