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少女の頃の原体験に触れる

7月7日(月)

少女のころ、夢中になって読んだ本が”赤毛のアン”。
私と似ていると思ったアンは、そのまま
私の中で私のモデルになった。
アンに憧れ、アンの物語の世界をイメージして
10代を過ごし、大人の自分を想像して今日に至るといっても
過言ではない。

今年、赤毛のアン誕生100周年だそうで、
書店には関連の書籍が復刊して並び始めた。
赤毛のアンを日本に紹介した
私たちアンファンには恩人とも言える、
村岡花子さんの生涯が孫娘さんの手によって記され
書籍となって発売もされた。
私は、アンのことをこの数年
まったく忘れていたのに、
今年に限ってなんとなく気になって
久しぶりに、赤毛のアンを引っ張り出した。
読み返すと、楽しくて、エキサィティングで
すぐさま私は少女時代に戻り、夢中になってしまった。
この夏は、寝室もダイニングにも、
アンシリーズが積まれ
私は、20年ぶりにアンに囲まれて過ごしている。

高校生の頃、大好きだったお洋服屋さんが
原宿のMILK.
フリフリのミニスカートや、セーター、Tシャツを
母にせがんで買ってもらっては
特別な「お出かけ」というと、
得意げにMILKに身を包み、
出かけていた。

つい先日、小比類巻かおるさんのプライベートライブに
お招きいただいた。
小比類巻さんと言えば、私の青春の証!
そんな懐かしい気持ちでいたからだろうか、
MILKの前を通りがかり、ふと
立ち寄ってみる気になった。やはり20年ぶりのことだ。
そして、さすがにミニスカートは買えないけれど
Tシャツを買い求めた。
基本的なテイストは変わっていない。
懐かしい風合いに、これまた、心が少女時代に戻った感じがしている。

おそらく、私がもっとも私らしかった頃に
そんな私を作ったとも言える
2つの大きな原体験に、奇しくも
同時期に触れることになった。

これは、偶然なのかな。

私にはそうは思えない。

この5年、夢中になって幾つかの山を越えて
これから、もっと大きな夢が出てくる今は、
そんな大切な時のような・・・。
だから、少し成長した私が
また、自分にとって大切な原体験に触れたに違いない。

せっかちな私は、その”夢”が何か、
知りたくてうずうずしているのだけれど
神様はそう簡単には啓示を与えては下さらない。

この夏、花にものすごく関心をもったり、
紅茶をいれることが大好きになったり。
モネやスラーが好きな自分に気づいてみたり。

昔、好きだったんだけれど
忘れかけていたことを次々と思い出して
そちらに自分の関心が向いている。

じれったいけれど、
ほどなく、閃きが訪れそうなそんな予感がしている。