母校はやさしい
3月12日(水)
母校で初めて講演させていただいた。
卒業した90年、スキー部で落ちこぼれた私は
なんとなく後ろめたい思いを抱えての卒業だったので
あの時の気持ちは「逃げるよう」だったように記憶している。
それがまさか卒業して18年、
おかげさまで色々な方の応援を頂き、
一つ一つの小さなご縁を重ねた結果
まさか、こうして母校で講演をさせていただくような
日がやってくるとは・・・!!
講演が始まる前に経済学部の教授が、校友会向けの雑誌を
手に、いらしてくださった。
「貴女の本、この雑誌の新刊本コーナーで
僕が紹介しておいたから」
先生とはもちろん、この日が初対面。
私が学生時代、すっかりお世話になった文学部のW先生ではなくて
当時は縁もゆかりも無かった経済学部の教授が
ご紹介くださったというから、本当にありがたい。
講演の後の懇親会でも、多くの方が声をかけてくださった。
ただ単なる名刺交換とは異なるやりとりに
「母校って暖かいな」と、つくづく思った。
最後は恒例の応援歌合唱。
いつものことだがこの歌を歌うと、神宮球場に通った学生時代を思い出し
フレッシュな気持ちと元気をもらう気がする。
おかげさまで母校立教大学も、私を支えてくれる
私にとって大事な世界の一つになりつつあります。