親友の証
11月19日(月)
古巣、東京青年会議所 港区委員会で
講演をさせてもらう。
そこで私は、親友たちの存在に気づき
彼らのおかげで、
とても幸せな思いをかみ締めることができた。
97年に入会してから、若さゆえ、
その尽きることのないエネルギーの
発散場所として、すっかりお世話になった
私の古巣。
03年には、「29人目にして初の女性委員長」と
もてはやしていただいたものの
その前後に私の身の上に起こった色々なことが
古巣でお世話になったメンバーを巻き込んでしまい
挙句、私は天国と地獄を一挙に見ることになった。
さすがの私も、その状況がしんどくて
2005年以降、JCを封印してしまったのだった。
けれどありがたかったのが
JC活動を通じて、共に汗を流し
辛いことも楽しいことも共有してきた
先輩や後輩たち。
彼らは、私に関するどんな誹謗中傷にも
心を折ることなく、
私を信頼し、好きでい続けてくれた。
そして、いよいよJC在籍期間が
残り一年と迫ったこの秋、
「もういいでしょう。
そろそろ自分の口で話したら」
と言わんばかりに(そんなことは一度も言われていないのだけれど)
講演依頼の理由は違うことだったけれど
私を再び、前に出してくれたのだ。
もう二度と戻るまいと決めていた古巣だったが
彼らの想いが伝わってきて
ありがたくお引き受けさせていただいた。
そして、温かく迎えてくれたのは
かつて、一緒に頑張った仲間達。
傷つき、傷つけられ
すねて封印し、私の中で無きものにしてきた
古巣だけれど、彼らのおかげで、
そこに私の居場所が確かにあったこと、
7年もの長い間、一生懸命やらせてもらえた
おかげで、やはり私は宝物を得ていてことに
気づけた。
宝物。
一生続く、かけがえのない親友たちの存在。
今夜は、仲間達のおかげで
宝物の存在に気づいたばかりか、
いつも自分の中にひっかかっていた
魚の小骨がようやく、取れたような気がして、
私は本当に幸せな思いで一杯だった。
幸せは、他人が運んでくれるもの。
まさにそのとおりだ。
講演記念にと、後輩たちから贈られた
ウォーターマンのエクセプションは
親友の証。
また、お守りがひとつ増えた。
みんな、本当にありがとう!!
これまで、先輩なのに拗ねていた私を許してね。
ありがとう、そしてこれからもよろしくね。