ホッピーの神様
１０月１０日（水）晴れ
今日の工場体験学習は、
ホッピー社の心臓部へ。
ホッピーの仕込みの場に潜入。
最後のホップ投入をやらせてもらう。
ぐつぐつ煮えたぎった大きな煮沸釜に
ホップを投入。
「おいしくなってね」
ついつい祈るような気持ちになる。
ほんの瞬間の作業だったけれど
魂をこめる、
これがものづくりの醍醐味だなぁ
改めて実感する。
我が社の仕込みプラントは、
大手ビールメーカーさんのソレに
比べたら、笑ってしまうほど
小さい、かわいらしい
プラントだが、でも、
昭和４５年にこの工場を建てて
それまでの小さな仕込み設備から
小さいとは言え、本格的な
この仕込み設備が完成した時、
祖父も、父も、社員達もさぞかし
嬉しかっただろうなと、
ホップを手に、煮沸釜の前に立った時、
ふと、そんな思いが心をよぎった。
心臓部にいて、改めてホッピー家の
原点に触れたような気持ちだった。
この伝統を、何が何でも守り抜かなくては、
育てていかなくては。
悩んだ時には、
調布へ来るのが一番。
頭で考えていても
何も解決しない。
現場に来れば、何かが見つかる。
祖父のにおいの残るこの調布工場には、
ホッピーの神様がいる。
神様に触れると、勇気をもらえる。
来週は、充填室に行きます。
よろしくね。