秋の香り
１０月７日(日)晴れ
午後から表参道へ。
出版後、早くも幾つかの企画のご提案を頂いている。
その中で、
今の私でもなんとかやれそうなことで、
これぐらいだったら、会社もついてこれそうかなという感じで
様々なご縁にも恵まれていて、
今後のホッピー社のためにも
ぜひ、やりたいと思っている企画が出てきた。
さっそく師匠にご相談ボイス。
どのようなご指導が返ってくるか。
実は、ちょっとドキドキだった。
家を出てすぐにボイスメールを聞く。
予想通り、師匠から返信ボイスが。
日曜日まで、ありがとうございます。
「あの企画は、ダメ。
そこまで会社に体力がないし、
君にもまだ、実力がないから。
もうひとつのその企画は。。。
いいんじゃないか」
やった！！ＧＯサイン♪
仮に師匠にダメと言われて
内緒で進めたとしよう。
すると、必ず内緒で進めたことが
どこかで問題を起こして
結局、師匠にご相談し、お力を借りることになる。
で、言われてしまう。
「だから、言ったとおりだろ」
晴れて師匠からもＯＫをいただけて
これで、正々堂々と
打ち合わせを進めることが出来るわん。
足取りも軽く、ご機嫌もよろしく
地下鉄に乗る。
「じゃ、ひとまず乾杯ということで」
って、理由があってもなくても、
いつも飲んでるんですけど。
すっかり顔なじみになった店で、
かる～くホリデーシャンパン。
その後、これまたいつもの通り、書斎館へ。
ペン先調整に出していた
私のコレクションの中では古株で、
一番大事にしている
ペリカンスーベーレン Ｍ６００赤縞を
迎えにいきつつ、
明日の０７＆０８合同研修の
賞品＝ビギナー用万年筆３名分を購入。
明日の研修から、私の勝手な決定で
賞品にはなるだけ
万年筆を用意することに。
あの書き味を知って、
お世話になった方に、
楽しくありがとうハガキを書いて欲しいなぁと。
選んだのは、
セーラーの金ペン、
レシーフのミニペン
３位のペンが・・・。
これがすごい！！
なんと、セーラーのデッドストックもの。
よくぞ、ありましたっ！
並べてもらった時、絶叫しちゃいました。
もちろん、自分用１本も購入しちゃいました。
脇では、
突然、ペン字講座に通うと言い出した母が
やはりビギナー用万年筆を購入。
私が持っていたキャップレスに
興味津々だった父。
じゃぁ、一本プレゼントしてあげるか。
父に選んだパイロットのキャップレス、
あのボディはいい色だったなぁ。
あれに、ヤンセンのディケンズ（インク）を
入れたらバッチリだろうなぁ。
・・・あらら、またまた私が欲しくなってる。
と、こんな有様で
現在、我が家も、我が社も、
万年筆化が少しずつ、
進行しつつあります。ふふふ。
帰り道、良い香りにふと
足が止まる。
あぁ、秋だなぁ。
お気に入りのペンに、お気に入りのインクを入れて
お世話になった方への感謝のお手紙
社員に向けてのありがとうレター
私の文章を読んでくれる方に
感謝の気持ちをこめての原稿書き。
この秋も、忙しいのは変わらないけれど
しっぽりと、気持ちのよい時間を
過ごしたいな。