犬子の名言その③
10月1日(月)晴れ
午後より吉祥寺第一ホテルで合同内定式。
去年よりパワーアップした我大人たち、
今年は5社65名が参加しての
内定式と相成った。
会場の後ろから
内定者を眺めるその気持ちは
授業参観でわが子を見つめる
親のソレと似ているんだろうか・・・。
来春入社予定の08内定者11名の
後姿を見つめながら
(あぁ、来春また、こんなにも多くの若い力が我が社に
増えるんだなぁ)と
嬉しく、感慨深く思っていた。
先輩社員を代表して
内定式に参加したのは犬子。
07ぴよこ隊7名のうち
採用チームに名を連ねる4名の中で
誰を出すか、甲乙つけがたく
結局、ジャンケンで決めた。
そのジャンケンに勝ち
5社の内定者の前だけでなく
5社の社長や幹部社員の前で
この半年の体験を話す
チャンスを得た犬子は、
ツキツキウーマン☆
そんな彼女は、社内1・2を争う
逸話ホルダーでもある。
そもそも。
採用過程の懇親会で
赤坂と浅草を間違えて大遅刻、
真っ赤な顔で走りこみ参加。
翌々日の最終面接で内定が出て大号泣、
エレベーターの前まで送ったのに、
感動のあまり気が動転していて
非常口の方へ歩き出したという
逸話は拙著でご紹介したとおり。
そんな彼女が
自らつけたニックネームが「犬子」。
昨年末の、内定者時代の社内アルバイトでは
「昨日、登記簿謄本をお届けしました」
という社長宛の電話を
「木の陶器をお届けしました」と伝言して
社長以下、全社員を大爆笑の渦に。
さぁ、犬子ちゃん。
今日は何をやらかすか・・・?
もといっ!!
今日はどんな話が飛び出すか・・・?
果たして、
彼女は周囲の熱い期待にこたえて
自分の言葉で語ってくれました。
後ろで見ていた彼女をよく知る私たち関係者は、
もう、おなかがよじれんばかり。
許されるのなら、涙を流して
おなかを抱えて大笑いしたかった!!!!!!
いや、等身大の言葉で語った彼女の
言葉は後輩たちにまっすぐ
届いていたようです。
「内定者の皆さん、これから入社しようとしている会社を
今、あなた達は、宝石箱のように思っていると思います!!
私も、去年の今頃そう思っていました。
でも、入社すると
中に入っているのは、キラキラ輝く宝石だけじゃなかった。
仕事で失敗して、トイレで泣いたこともあります。
ところが、見つからないように泣いたはずなのに
みんな知っているんですよね。
先輩や同期に励まされて、サポートしてもらって
また、がんばろうって思って。
仕事はラクじゃないけれど、でも大丈夫。
私たちが失敗しても
会社はつぶれません。
私たちが守らなくてはいけないのは、
失敗を恐れず、
明るく、素直に、愚直に頑張ること!!
会社は・・・、パラダイスです!!!」
かくして生まれました。
犬子の名言その③
『宝石箱の中はパラダイス』
犬子、ブラボー!!
教えたことを素直に、愚直に守ろうとしている
そのまっすぐな心と姿が嬉しくて、
顔では笑っていたものの、
心で泣いていたのは、ミーナ姉さんなのでした☆
大丈夫だよ、あなた達が失敗しても
本当に、会社はつぶれないから。
会社がつぶれるのは、
我々経営トップが方針の決定を
間違えた時だから。
だから。
決定を間違えないように
3代目の私は、勉強と経験を
もっともっと積む必要があるのです。
これからも共にがんばろうね。
宝石箱の中のホッピーパラダイスで!