一歩踏み出したシンタくん
8月24日(金)晴れ一時雨
午後から師匠の会社で、出版社の方にも来て頂き
ミーナ本の販促打ち合わせ。
本の販促ってこういう風にやるんだ・・・、
初めての世界に興味津々。
また、新しいことを経験できることが
楽しみでならない。
途中、環境整備点検が終了した師匠も
顔を出してくださり、テキパキと
私たちに指示を出して下さった。
師匠がいらっしゃるだけで、
ピリッと場の空気が変わる。
この夏は本を優先し、ラスベガス以来、
しばらく、師匠の講義を受けていないが
それがこの夏、リズムを崩している理由かも!?
11月からスタートする実践塾があぁ、待ち遠しい。
夕方から東小金駅前の華火さんで懇親会。
ここのホッピーが、すごいっ!!!
カチンコチンの金宮3冷ホッピー。
何杯飲んでも、必ずジョッキを替えてくれる。
最高のホッピーに我らが工場長、TAKASHIは
超ご機嫌。
ここまでお客様に指導してきた
営業のかっちゃんの根性に感服&感謝。
そんな美味しいホッピーにメンバー一同
超ご機嫌になりながら
私はふと、目の前に座っていた
ぴよこの一人、シンタに声をかけた。
「やせて顔が細くなったから
そのめがね、似合わないよ。外しなよ」
彼は、入社してから黒縁グリグリの伊達めがねを
かけるようになっていた。
ところが、毎日の営業活動で
やせ始めたら、もともと細い顔が
さらにほっそりして、近頃
黒々と、やけにメガネだけが目立つようになった。
それが、とってもおかしいと密かに気になっていたのだ。
彼の良さが隠れてしまっている、
かえって妙に生意気に見える、もったいないと。
(後で、彼の同期の犬子(いぬこ)ちゃんと話したら
どうやら、昨日の同期会でも同じ意見が
出ていたらしい)
実は、先々週の面談で
自分がどうなっていくかわからないと
心細いことを告白したのも彼。
メガネをかけている理由を聞けば
「人と面と向かって接するのが怖い」という。
つまり、メガネは彼の心のフィルターだったということ。
私に促されて渋々メガネを外したシンタ。
久しぶりに彼の素顔を見た。
「なんだ、そっちの方が、全然いいじゃない」
彼の上司、工場長そして私。大人たちが声をそろえる。
素顔の方が、年齢相応の素直さ若さ、
彼の持って生まれた良さが伝わる。
そして、本人が不安に思っているとおり
ちょっと気の弱そうなところも。
「隠したって大人たちには、貴方が新人なことは
一目瞭然。だから、せこいやり方で隠さないで
素の自分でお客様に接して、失敗を繰り返して
実力をつけた方が、自信につながるよ」。
大人3人に囲まれて、懇親会のはずが
いつのまにかまたまた、「シンタ説教部屋」に
場が変わってしまったのが、新人シンタには
かわいそうだったけれど。
でも、最後はシンタも納得。
「明日から素顔の自分で勝負します!」
明るく宣言。
ヒトと接することに恐怖感を持たない人なんて
いない。誰でも最初は同じ思いをする。
それを回数を重ねることで克服していっているのよ。
信じられないでしょうけれど、実は私だって同じ。
せっかく親が贈ってくれた、すばらしい良さが
沢山あるのだから、
それを隠さずに、素で勝負しようよ。
ご両親に感謝して、
ご両親からの贈り物を信じて
ガンバレ、シンタ!!