生きる力
8月19日(日)
我が社にもぴよこ達が入社して
ぴよことの話だったり、ぴよこを
通じて彼らの同世代の話を聞けるようになった。
そこでつくづく感じるのは、
彼らに「生きる力」をつけて欲しいという切なる願い。
おかげさまで8月19日現在、
7名のホッピーミーナ1期生達は
誰一人欠けることなく
営業チームは、真っ黒に日焼けして
内勤チームは、スーパーサポーターを目指して
それぞれの持ち場でがんばっている。
けれど、聞くところによると
すでに会社を辞めてしまった友達も多いとか。
辞めずにしばらく働いてみるかと、
腹を括った新卒でも
漠然とした不安、
「今後どうなっていくんだろう」
「自分はいつまでこの会社にいられるのだろう」
「自分はどうなっていくんだろう」
を抱いているという。
先日、お客様の会社のアルバイト社員表彰会に
お邪魔させていただいた。
壇上に上がり、社長から感謝状と記念品を
渡され、200名近くを前にスピーチをしたのは
中国からの留学生ばかりだった。
驚きは、
彼らの流暢できれいな日本語にとどまらなかった。
3名の留学生に共通していたのは
「言葉、文化、習慣の違いという壁を乗り越えることに必死だった」
ということ。
さらに彼らのスピーチは
自分達を受け入れてくれた
先輩社員達への感謝、
評価してくれた会社への感謝へと続いた。
彼らの渾身のスピーチを聞いていて思った。
今の私たち、恵まれすぎている。
働ける場所があること、
お給料をもらえること、
だから、何一つ不自由ない
楽しい生活が送れること。
これがあまりにも当たり前になりすぎている。
かくいう私も、
学生時代はすべて親がかりで
そうとう甘い人生を送ってきて
人様にえらそうなことを言えた立場では
決してないけれど、でも、
大学を出たら
社会人として給料を稼ぐこと、
職無しなんて言語道断、
コロコロと職を変えることも
後ろめたいことで
とにかく、一度決めたら
3年は頑張ると、
こんな甘ちゃんな私でも
これぐらいの覚悟は自分の中に
持って20代を過ごしていた。
アルバイトという身分すら嫌で
20代後半は、
必死に転職活動をして過ごした経験もある。
2007年の現在。
生きていくために
必死になることや
おかげさまの心、
感謝の心が
あまりにも希薄になっていやしないか?
根性論ではなくて
生きていくために最低限必要な
歯を食いしばって頑張る気持ちが弱くないか。
不平不満はあって当たり前。
私の新人時代も、お昼休みは
アイスクリームを片手に
同期と、屋上に座って
不平不満大大会の毎日だった。
でも、上司には
よほどの覚悟がない限り、
口にはしなかった。
口にするときは、
「辞める」決心をしたときと
決めていたから。
あの仕組が嫌い、
このルールが気に入らない
この仕事は向かない、と、
同期との話ならともかく
あまりにも口軽く
色々な場面で
上席にもらしてしまう弱さ。
自分はどうなっていくんだろう、じゃなくて。
自分の人生は自分が決めるもの。
覚悟を決めれば、生きる力もしっかりついてくる。
明るくて元気で、キラキラしている
ぴよこ達。
彼らの良さを社会で伸ばしていきたい。
ちょっとやそっとでは
へこたれない、しっかりと生きていける
生きる力を彼らにつけてもらいたい・・・。
新卒社員の受け入れ
ホッピーという事業を通じて
教育というライフワークに
出会えたこと、とても嬉しく思う。
そのためにも、まずは
この私が生きる力をつけていかないとネ!!!