ラスベガスの空港で。
6月7日(木)晴れ
ロスへの移動日。
今回の学び。
「SDカードは2枚用意すること」。
私は危機管理がまったくできていないことに気づく。
昨夜、撮った画像を消去していたら
SDカードがおかしくなり
撮影不能になってしまった。
最終日、写真無しのブログになることが
とても残念。
師匠自ら作成のWebをご覧ください。
http://www.mmm.ne.jp/koyama/training_record/index.html
さて、ラスベガスの空港で。
「Lane9」。
税関の職員に指し示された。
先に隣のレーンに並んだ
師匠がにやりと一言。
「そこ、厳しいよ」。
からかわれたのだとばかり思って
その時は、まったく冗談だと思っていた。
ところが・・・。
街を歩けば顔見知りに出会うほどの
ラスベガス通の師匠の言葉は真実で。
そのチェックは、私が経験する過去最高の厳しさだった。
細い通路に並ぶこと30分。
人間、狭いところは、だめらしい。
この閉塞感にまず、機嫌が傾く。
「内臓の悪いところでも見つかっちゃうんじゃない?」
と、先輩社長さん達と冗談を交わしたほどの
最新兵器をくぐらされて。
次の荷物検査では、
パソコン、デジカメ、携帯と
すべての電子機器は、
レコード型の布で
丹念にスクリーニング。
バッグのポケットというポケットを開け、
化粧ポーチを取り出して
3つのポケットまで
すべて開けてチェックする念の入れよう。
散々待たされた挙句の
拷問のような?チェックに
私の表情は相当固かったに違いない。
名前は?
ミナ。
ミナ、怒ってる?
なんで携帯2つも持ってるの?
ミナは、YP?
YP?なんじゃそりゃ。
Young Presidentだよ。
と、まるで私をあやすかのよう。
ようやくのことですべてのチェックが終わるや否や。
ミナ、スマ~イル!
思わず噴出してしまった。
ふ~。
空港にはずいぶん早く着いていたのに
ようやく搭乗口にたどり着いたのは
ボーディングタイムぎりぎり。
今朝までのお客様を喜ばせるためには
何でも!の空気にしっかり慣れた心と体には
この落差が驚きで。
飛行機の座席に腰を下ろすや否や爆睡。
気づけばロス着陸寸前だった。
ロスでは、師匠引率の
ユニバーサルスタジオ堪能ツアー。
効率よく回るために一番にやらなければならないこと。
1分の差が20分のロスにつながること。
生きたお金の遣い方
どこで観るか、
一番いいところで観なければ意味がないこと。
etc.etc.
ツアー4日目。
師匠の隣を相変わらず死守しながら
師匠のやることをつぶさに自分の目で見る。
これが最高の勉強になる。
今日、ふと感じた。
東京にいても、アメリカにいても
師匠の基本的行動パターンは
変わらない。
師匠を見ていて思うのは
大事なことは、どんなことでも
自分の中に目的をしっかり持つこと。
その目的達成のために
まずはやらないことを決める。
そして、
最大の成果を出す努力をする。
私はまだまだ、あらゆることが甘いな・・・。