星になって帰ってきたヘルとブル
5月12日(土)晴れ
今日は大スペクタクル劇を観ました。
劇場ではなく、自分の会社で。
夜20時。
調布工場集合。
34tの発酵タンク2基の設置です。
高崎で作られた巨大なタンクは
昨夜の深夜、高崎を出発し
ひたすら下道を走り
(大きすぎて高速に乗れないので)
早朝、わが調布工場に到着しました。
待つこと10数時間。
いよいよ設置作業の開始です。
住宅街にある狭い工場で
電線にぶつからないように
ご近所にご迷惑をおかけしないよう
この巨大タンクを設置するのは
まさに神業。
私も話には聞いていましたが
こんなに興奮するものとは・・・。
257トンの巨大クレーンで
夜空高~く吊り上げて
設置ポイントに一発で下ろす。
鳥肌が立つほどの感動を覚えます。
発酵タンクは、タンク下部が
円錐形になっているので、
夜空に吊り上げられる様は
ロケットの発射にも似ていました。
外に並べるタンクたち。
見た目にもやさしく、森に見立てようと
今回初めて
やわらかいグリーンのタンクをつくりました。
その色が、ホップの緑に似ているので
ホッピーに使用しているホップの名前から
それぞれ「ヘル」、「ブル」と名づけました。
一緒に見学していたセバスチャンと
採用課長のぐっさんも
感動のあまり、まるで
遊園地に初めて連れてこられた
子供のように、はしゃいでいて、
その姿がとても微笑ましかった。
こうして、社員達が
さらに、自分が働く会社の事業に
関心を深め、愛情を深くしてくれる。
彼らの姿を見ながら、
社内の色々なことが
教育に繋がるんだな・・・と。
まさに「現場教育」。
一生懸命ホッピーを売って
次回のタンク設置の時には
もっと多くの社員と
大型新人の入社の儀式を
見守りたい、
この感動を共有したい
心からそう思った夜でした。