かばんもち研修2日目
4月17日(火)雨
今日も6:15からお師匠様の仕事は始まる。
会社に向かう車中では、昨日と同じく
幹部の方の報告にじっと耳を傾けていらっしゃる。
6:40 会社到着。
社長室に直行。
社長席に着くなり、書類にハンコをぺたぺた。
それが終わると、ボイスメールのチェック。
6:55 会議開始。
たった15分のうち、1秒も無駄にせず
仕事をされるその勢いに圧倒される。
8:10 会議終了。
この間も、師匠は昨日と同様
ほとんど口を開かず。
じっと社員の方の報告に耳をひたすら傾ける。
最後の総括で、ポイントを絞って講評がある。
師匠の話には、必ず「なぜなら~」がつく。
これなら、社員の方も納得できるな、と。
会議が終わるや否や、誰からも声を掛けられないような
スピードで、会社を飛び出す。
「ぐずぐすしていたら、色々声かけられて次の約束に
遅れるから」。
そうなんだよね。
これで、私はいつも失敗している。
向かった先は、お取引先の金融機関。
定例の銀行訪問である。
ここで、
社内での無言の師匠とは
ガラッと変わり、
銀行の担当者に、饒舌にしかし
長すぎず、業績や今後のことを
話される。
「ありがとうございます。社長には何も申し上げることありません。
銀行にここまで気を遣っていただいてありがとうございます。」
と、どちらの銀行でも同じような内容の
言葉を頂いていた。
社内では、方針の決定以外は
基本的に口をつぐみ
報告を聞くに徹し、
ひとたび社外に出れば
たとえば、金融機関では、
会社を守るため、
社員の生活を守るために
カラダを張って、
代表にしかできない
営業活動に魂をこめて
いらっしゃる。
メリハリがすごい。
その姿にこれが
会社の代表の姿だと、
なんとなく感じる。
本日の気づき199個。
今日のミーナの決定:
会議の進行をまったく変える。
報告中心で、私は最後まで
口を開かない。
報告で現場の情報、社員のがんばりぶりを
拾う仕組みに変えよう。