トイレ掃除研修
4月28日(土)
今年のわが社の最大最重要方針は
「環境整備」。
去年実施した、環境整備研修の
今年バージョンの実施を
昨年度中に、M社様には
お願いしていたのだが。
先々週、参加した滋賀県での研修会。
「トイレ掃除の極意は、問題から
逃げない強い心を育てること」。
これがとてもショックだった。
実は、トイレ掃除から、逃げていたのだ。
つまり、私の心は弱かったのだ・・・。
3代目を継ぐと決めた私が
これではいけない。
こんな情けないことでは、社員を守れない。
そして、決めた。
「今年は、トイレ掃除社内NO.1になる」。
気持ちの赴くまま
あれやこれや手を出して
結局、何一つ実の採れなかった昨年度の
反省で、今年は環境整備一本に絞った。
2010年の100周年を向かえ、
ホッピー第3期に入るにあたり
良い社風と強い企業文化の根を
この3年間をかけて、なんとしても
作りたいという強い思いからだ。
絞るけれど、その分
決めたことは実行する。
有限実行だ。
その中で、私は
トイレ掃除に焦点を定めた。
去年、日本で3本の指に入るほど汚いと
言われたわが社の伝統のトイレを
今日は、徹底的に磨く。
2時間、素手で必死に磨いた。
一人だったら、できなかったかもしれないけれど
一緒にやってくれた社員がいたからできた。
2時間後、まだ完全ではないけれど
抱えたいほど、愛着がわいた
わが社の伝統のトイレは
ぴかぴかになっていた。
私達は、「トイレ掃除フェチコンビ」という
異名をもらい、
私は、「ホッピーミーナ改め、尿石トリーナ」
彼女は「尿あかトリミン」
なんて、冗談も出るほど。
逃げていたことに立ち向かえたこと、
自分にもできるじゃない、と
とても嬉しかった。
同じように思っていた社員が数名。
みんな目がキラキラ輝いていた。
どうやら、わが社にトイレ掃除の文化が
生まれそうだ・・・。