粋で頑固なのれん
３月９日（金）晴れ
１０年前、私が
家業に就こうと決めたとき
歌舞伎界の若手のホープ、
尾上菊之助丈の襲名の時期と
重なり、襲名までのドキュメントを見
これから、家業に入る自分の姿を
重ね合わせたことが
私が歌舞伎にどっぷりはまった
そもそものきっかけだった。
今日見たのは、
勘三郎丈襲名の２年に及ぶ
ドキュメント。
１０年前の気持ちを
久しぶりに思い出させてもらった。
ホッピーに入ってから
創業社長の友人たちに
「跡取りは背負うものがあるから大変だよね、
創業者は、そういう意味ではラクだよ」と
言われることがしばしばある。
むしろ、一から起こしていく
創業者の方が
大変じゃないかなぁと
私は思っているのだが・・・。
・・・隣の芝生は青い？
さておき。
今日、番組を見ていたら
こんなナレーションがあった。
「歌舞伎一門は大きな家族。
家族の力を結集して
感動を生み続けていく」
それを聞いた瞬間
私の中でピンと、来るものがあった。
それは・・・。
私は、祖父が生み父が育てた
家業を継ぐことに
祖父と父が築いてくれた
歴史・伝統・文化を継いで、
そこに新しい息吹を
吹き込んで、新しいお客様を増やし
発展させることに
生きがいと喜びを感じているんだと。
そして今、私と共に頑張ってくれている
「チーム ホッピー立方」を中心とした
ホッピー社員たち、
私の価値観に共鳴して
これから、入社してくる
０７・０８の新入社員たち
彼らを含めて私たちは、
大きなホッピーファミリーなんだと。
そんな風に考えていた。
最後に心に誓ったことは・・・。
この力を結集して
ホッピー３代目の私は、
感動を生み続けていく。
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あぁ、歌舞伎行きたいよ～！