味方を増やそう
１月２１日(日）晴れ
京都駅で、久しぶりに堀田あけみさんの
新刊本を手にする。
私の中学時代に
「アイコ１６歳」で鮮烈のデビューを果たした
彼女、当時まだ、現役高校生で
「年の近いヒトがこんな活躍をしている・・・！」と
衝撃的だった。
明るく飾らない、等身大の健康的な文章が好きで、
彼女の著作はほとんど読んでいる。
このごろ見かけなくなって寂しいなと、
思っていたら。
新刊本のタイトルが
どうやら、３人のお子さんのうち
真ん中の次男君が、自閉症とのこと。
今回の新刊本はその、壮絶なる育児物語だった。
でも彼女の文章は変わらず明るい。
誰にでも、得手不得手はある。
彼の息子さんは、たまたま
できる部分と苦手な部分が
突出しているから、
誰かの助けを借りなければならないことがある、わけで。
私だって、今は健康優良児そのものだけれど
いつ何時、私の身の上に何かが起こって
一人では生活できない身になるとも限らない。
うんうん。
心の中でうなずきながら
もし、私だったら
私も同じような気持ちで育てたい、
なんて思いながら
美容院で夢中になって読み進めていた。
するととある一行に目が留まった。
彼女の周囲にいる人々は
どうやら、はっきりと二派に分かれるらしい。
味方と敵。
ひどいことを言う人に対して
どうするか？
堀田あけみさんはこう綴る。
「あまり戦う姿勢をとらない。目標は
味方を増やすこと。
敵を減らすのって難しい。
減らすつもりが増やしちゃったりするから」
思わずひざを叩いてしまった。
そのとおり！！
師匠からいつも聞く教えが、
「ダメなものは、ダメ。
何とかしようと思っても何とかならない。
欠点を直そうとするのではなく
欠点を逆手にとって、強みに変える。」
ところが、我々タコタコ星人は、
ダメなところばかりに目がいって
なんとかしよう、なんとかしようと
成果の出ないことに
時間と力とお金を注いじゃうのよね・・・。
なんとかならない敵を減らそうとするより
味方を増やすこと。
これはマーケティングの原理原則でもあります。
ホッピーについてもまったく然り。
今年は、ホッピーを大事に売ってくださっている
お客様に沢山会いたいと。
そうだな、目標５００人。
去年作った仕組みをさらに発展させて
がんばります。