伝わるように伝えるには。
10月14日(土)晴れ
幹部研修から帰ってきた3人と
早朝勉強会。
気づきと、学んだことの中から一つ、
実行することを決めて宣言。
彼らの第一声。
「社長が決定した方針を
実行するのが幹部の一番大事な
仕事だと知りました」。
「小山社長が、あの迫力で
何度も、何度もおっしゃるんだから
きっと大事なことなんだって思いました」。
それを聞いてアっと思った。
社長の方針を、思いを社員に
伝わるように伝えるにはどうしたらいいか。
私たちが苦心に苦心を重ねるところなのだが・・・。
一番大事なことは
社長が
情熱をもって、
大きな声で、
渾身の力を振り絞って
何度も何度も、
耳にたこができるぐらい
伝えること
かもしれない。
すると、理屈は関係なく
「あんなに何度も言っているのを
聞いてたら、そういうものだと思うでしょ」
ということになるらしい。
そういえば、幼少のみぎりの親から
受けた躾もそうだったな。
なぜ、ありがとうと言うか、
ごめんなさいと誤らなければならないか。
小さい自分には、理屈なんてわからなかったし
説明もしてもらえなかった。
でも、
ありがとう、と言えば褒められて
お菓子の一つも買ってもらえたから
とりあえず、「ありがとう」って頭を下げたし、
ごめんなさいと言わないと
ずっと叱られ続けて
ご飯を食べさせてもらえなかったので
わけもわからず、ごめんなさい、って
頭を下げた。
その繰り返しの中で、身について、
大人になるに従って理解できるように
なっていたんだった。
理屈がわかってもらえないと
伝わらないかな、なんて
不安に思っているからダメなんだ。
一番大事な社長の方針は
理屈に関係なく
思いをこめて、最後の一人までもが
実行できるようになるまで
執念で伝え続けること。
幹部の報告で、とても大事なことを
勉強することができました。
ありがとね。