身の丈バトル
10月5日(木)雨
雑誌の取材を受けた。
「小さな会社の強い営業」
そんなテーマだった。
「いま、ホッピーがこんなに
注目されて、一挙にバーンと
売りたくなりません?」
まるで誘導尋問のよう。
確か、昨夜一緒だった方とも
同じ話をして、
バトルトークになったっけ。
答えは。
もちろん、NO.
世には身の丈というものがある。
小さなホッピーに合う、
ホッピーならではのやり方がある。
ところが、これがなかなか
理解されないんだな。
消極的、とか、みみっちぃとか。
挙句の果てに、
いかにもオンナっぽい考え方、だとか。
あ~、口にしちゃいましたね!お父さん。
人の話に耳を傾けず、
すぐに、「オンナだから」で決着つける
オトコの方がよほど「オンナっぽい」。
あ、ごめんなさい。
おっと。
取材してくれた記者さんのことではありません。
彼は、私の話に興味を示してくれていました。
もとい。
良い商品の定義は。
「良い商品だから、売れる」のではなく、
「売れる商品だから、良い商品」。
「良い商品なんだから、もっともっと売らなくちゃ!
この千載一遇のチャンスを、みすみす捨てるなんて勿体ない!」
まぁ、そんな風に言っていただくのもまた、光栄なことには
違いないんだけれど。
でも。
調子に乗って、どこにでもかしこにも
並べればいいってもんじゃない。
「売れる」ってそんなことじゃないって思ってる。
では、わが社の戦略は・・・?
本日取材していただいた記事は
10月16日発売予定の
東洋経済さんに掲載される予定です。
東洋経済さん、ありがとうございました!