父の背中
8月19日(土)晴れ
麻布十番納涼祭りに初参加。
パティオと呼ばれる、十番の中心部である
広場近くにブースを設けさせていただく。
夕方、今回のために新調した
ホッピーピンクポロを着て支度をしていると
我が、ホッピーキングが
「僕もちょっとのぞこうかな。」
父娘、そろっての出社とあいなった。
会場は、押すな押すなの大賑わい。
麻布十番一帯が満員電車と化している。
おかげさまで、ホッピーうちわも大好評。
お客さまも途切れることなく、ご来店くださった。
業務を終えたセバスチャンも合流、
ブース前では、キング、セバスチャン、私が
大声を張り上げて、お客さまをお呼びすることに。
4,000枚用意したうちわは瞬く間に配布完了。
すると。キングは、
我社の秘蔵っ子、赤坂にちなんでつくった赤いビール、ルビンロートを
グラスに入れ、うちわに替わって手にして声を出し始めた。
彼が声をかけるのは
ルビンロートに興味を示してくれそうな
若年層、女性。
くどくなく、しかし、商品の特性を
確実に伝えていく。
そして、なんと。
ほぼ100%に近い成績であろうか、
彼から話を聞いたお客さまが
次々にルビンロートをご購入くださったのだ。
その様子を見ながら、
やはり、彼はプロだなと感心していた。
大きな声を上げて、勢いをつけることを
我々に任せて、彼自身は
不特定多数に向かって声をはりあげるのではなく
一定の方に絞って声をかけて、
スピードで成果を上げていく。
これこそまさしくランチェスター理論の説くところ。
ランチェスター理論を知らなくても、
しっかりそれを実践している父は
さすが、大先輩だと痛感していた。
結局、「ちょっとのぞく」はずが
21時のラストまで、社長自ら店頭に立ち、
熱心に販売していた。
その後姿から、多くを感じ
気づきをもらったのは、私だけではないはず。
やはり、父の、社長の背中は大きいな。