17年ぶりの再会
6月8日(木)雨
卒論の指導をしていただいたW先生。
自称「体育学部スキー学科」出身だが
本籍は「文学部日本文学科」。
卒論を書かねばいけない決まりだった。
漱石が好きで近代と思っていたが、
授業をまともに出ない学生が
こぞって助けを求めるW先生の
人柄が好きで、彼の指導を受けたくて
急遽近世に切り替えた。
今でこそ、歌舞伎好きな私だが
当時はまったくもって近世文学に興味などなく
動機はW先生の闊達な授業に出たかった一心だけ。
だから卒論は真面目に書かなかったので
なんとか卒業はさせてもらった、というのが
事実、である。(^^ゞ
さて、そんな先生と
今夏に予定されている
我が日本文学科の創立50周年同窓会が
きっかけで、再びお会いすることに。
なんと内定者の一人が偶然にも
私のまるっきり後輩で、
卒論の指導を彼に受けている
ということも、先生との再会の
追い風になってくれた。
偶然ってないのね、すべては必然ね。
「おまえ、ちっとも変わってないな」
何年たっても先生の前では
先生と生徒。
これが嬉しい。
「応援してるからな。」
先生の一言は幾つになっても
励みになる。